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[2007年3月29日更新]
| 片山 右京 氏 |
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Team UKYO 代表 大阪産業大学客員教授 |
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1992年からF1に6年間連続参戦、日本人最多出場を記録し、数字以上に記憶に残るドライビングでファンを魅了した片山右京氏。8000m級の登山に次々とチャレンジするなど、大自然を相手にアグレッシブな活動を展開されていらっしゃいます。最近はバイオディーゼル燃料によるディーゼル車で世界のラリーに参戦し、環境にやさしい燃料を世界中に訴求しています。 |
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| 2005年の初夏、レース界の大先輩から「あのな、右京、ハイユに協力してくれへんか・・・」。と電話があったのです。私:「はぁ、俳優なら先日、水戸黄門のドラマに出演したばっかりで、でも、あんまり興味がないですね」。先輩:「ちゃうねん、俳優ではなくて、使用済みの油の廃油や。京都の知り合いが廃油でレースに出てほしいてゆうてるから、協力してやってくれや」。すごく唐突な相談だったんですが、最初はこんな感じでした。先輩ドライバーの頼みとあっては断れなくて・・・。 |
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それと僕は、毎年8000m級の山に挑戦しているのですが、地球温暖化の影響で年々氷河が溶けていて、ベースキャンプの位置が、山の上へ上へと上がっていっています。たかだかこの30年前後で地球環境が激変しているのを目の当たりにして何か、自分にできることはないかと考えていました。
そのような経緯の中、京都の燃料ベンチャー企業、レボインターナショナルの越川氏に会って、リサイクルの仕組みや、これまでの取り組みの話を聞いてみました。その時の「右京さんの協力でもっとバイオディーゼル燃料を、多くの人に知ってもらいたい。」という越川さんの熱意に打たれ、快諾しました。 その後、いくつかのレースにバイオディーゼル燃料で参加して、この2007年1月には、リスボン・ダカールラリーの砂漠の最も過酷な条件化でのランニングテストを行なってきました。 |
ユニークなのは、大阪産業大学、大阪トヨペット、京都市長を巻き込んでの産学官民連携のプロジェクトですね。京都では、使用済みの天ぷらの回収所が町の至る所にあって、市バスやゴミ清掃車も、すべてではないですが、バイオディーゼル燃料で走っています。
特にこれからの時代に生きる学生へのメッセージとして伝えるようにしていますが、10年後20年後にはバイオディーゼルというのは当たり前、の時代が絶対来ている。今回も大阪産業大の学生がラリーの手伝いに海外まで来てくれて、その時も学生のみんなに話したのですが、これから社会や地球を変えていくのは、ミサイルでもペンでもなくて、地球に要求されていることをいかに正しくやっているか、ということが最も大切で、自分たちに必要とされていることだと思うのです。今回、結果的には、ディーゼル改造車部門19位だったんですが、このバイオディーゼルが当たり前の時代が来たとき、誰が最初に100%バイオディーゼル燃料でダカールの砂漠を走ったんだと言ったら、俺たちだってことは歴史的に間違いない事実だから、胸を張って自慢していいと伝えました。 |
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