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[2007年3月23日更新]
| 小町 晴久 氏 |
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小町建築アトリエ 代表 |
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昭島市立成隣小学校の近くに立川堀という用水路が流れていて、一時汚いまま放置されていました。1990年、私を含めたPTAが中心となり、「昔のようにホタル舞う清流を」というスローガンのもと、川のクリーン運動を展開していた時、たまたま川の擁壁工事を準備しているところに私が通りかかりました。コンクリートの3面護岸となる工事で、これが実施されれば生物が生息する川はますます遠ざかると思い、すぐに市役所に出向き、工事を変更してほしいと申し出たのです。ホタルが舞うような川にしたいと告げると、再検討していただき、結果的には生物のすめる護岸工事をすることとなりました。その後、市と住民が積極的に川の清掃などを行い環境保全に努めていった結果、本当にホタルがやってきたんです。
現在は、水辺の散歩道といった新たな工事もしていただき、自然と親しめる場が少しずつ増えているという状況です。6月には毎年、ホタル祭りも開催されています。私はあくまでも、きっかけをつくったのであり、ホタルが生息できるまでの活動の中心は、市と市民です。これからも建築家として、また一人の市民として昭島市の環境保全に関わっていきたいと思います。
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現代の人々にとって、エネルギーを使って快適な暮らしをすることは一概に悪いこととは言えません。しかしロハス的に考えれば、エネルギー投入量はできるだけ少なくして、快適な生活ができる工夫をしたほうが良いのかなと思います。
例えば自分の身体を包む下着を例に考えてみましょう。
冬はウォームビズで暖かい下着、夏は通気性と吸湿性に優れたクールビズの下着です。結局、暑い寒いというのは体温が奪われて行くときのスピードに関係しています。冬場をより温かく過ごしたいのなら、体熱の発熱速度を抑えるために保温性の高い下着を着ます。また、足を冷やしたくなければ厚めの靴下を履くなりして、足裏から床への熱伝導を抑えてやればより暖かく過ごせます。一方、夏はより涼しく過ごす為に汗を良く吸い、蒸発させやすい下着と風通しがいい服を着ることでエアコンを使う率がかなり下がると思います。
建築的に言えば、コンクリートのような熱容量が大きくて、それでいて熱が通りやすいような材料を使用した住宅では、熱環境としてはあまり良くないですね。断熱材がないコンクリートの家は、エアコンがないとさすがに大変だと思います。でもそういう家でも断熱材で外側から囲ってやれば、逆に熱容量がすごく大きい材料の中にいるわけですから、快適な熱環境が得られることになります。
家を建てるときの材料として主に無垢の木を使えば、木の持っている断熱性、保温性、吸湿性、視覚的な暖かさ等の優れた特徴を生かしたロハス的な住宅ができるのではないでしょうか。それに加えて木材は遠くの山から輸送してくるのではなく、近くの山の木から運んでくればたぶん環境にも負荷が少なく、腐食や害虫による被害の心配も少なくて済みます。このように地場の木を上手に使って家をつくるということが、賢い家づくり、最終的にはロハスな暮らしにつながることだと思います。
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| 木の家、カーボンニュートラル、いろいろな物差し、熱損失と快適性 |
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私たちが家を建てる、買う、というのは大事です。大事だからこそ、本物にこだわりたいという小町氏。本物の木にこだわり、さらにそれを地場の木でできれば結果的に人にも環境にもやさしい家ができるといいます。
ロハス的な住まいを考えると地産地消の概念は非常に重要な考え方ではないでしょうか。
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