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[2006年6月29日更新]
| 長房 直 氏、加瀬澤 文芳 氏、中安 博司 氏 |
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住まいづくりフォーラム |
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| 加瀬澤 |
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よく脱衣室に洗濯機を置きますよね。脱衣室は浴室に付いていないといけないでしょうが、洗面室や洗濯機の置き場は別の所でもいいでしょう。私の家では、脱衣室が物干しのサンルームに直結していて、洗面所は独立させています。 住まい手によって理想的な間取りというのは変わってきますよ。脱衣場に洗濯機というのを嫌って、洗濯機の置き場所を変える方は多いですよ。水回りをまとめなければいけないということはないのです。
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| 長房 |
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私の家も洗濯機は別の所に置いています。ただ脱衣室に脱いだ物をいれる箱がありますから、今度はその服をだれが洗濯機のところまで持っていくのかが家族の中で問題となりました(笑)。これは全く問題とならない家庭もあるでしょうから、ご自分にあった間取りを考えた方がいいですね。これが正解、という間取りはありませんよ。
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| 中安 |
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昔から水作業の手間をできるだけ簡便にしたいという要望は数多くありました。この欲求が昔と今でどう変わってきたか考えてみますと、たぶんあまり変わってないでしょう。逆転プランとかアイランドキッチンなどは昔からあることはあったわけですし。ただ、そういう間取りにしたいという要望が、その当時の人たちの方が具体的だったという気がします。
昔は『私はこうしたい』と言われたのですが、今は『○○の方がいいみたいです』と言われることが多くなっています。現代は情報がすぐに手に入る時代なので、自分の主観よりも外から入る情報が正しくて、それに倣えば間違いないと思っているように感じます。
最近ではアイランドキッチンの希望がとても多いのですが、話し合いの中でメリットとデメリットをきちんと伝えていくとやっぱりやめた、となる場合があります。アイランドキッチンの特徴の一つは目新しくて開放感のあるデザインです。しかしその反面キッチンが丸見えなのですから、使ったらすぐに片付けないと汚れや食器の乱雑さは目立ちますよね。よくよくお話をしていくと、私は片づけがとても苦手だった、外から見えないほうがいい、と主観的な希望がでてくるのですよ。流行だから、カッコいいから、という理由だけで採用するのはお勧めしません。後から後悔しないためにも自分で考えることが大切ですよ。
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| 中安 |
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最近は住宅設備の過剰な多機能化が目立ちますね。必要ない機能の方が多いくらいに思います。クルマで言うと、お客さまが車種を選んで、それから色やアクセサリーを決めて、それから希望仕様のクルマがつくられますよね。しかし住宅設備の機能は最初からフル装備。住宅設備も必要なだけ選択できればいいはずです。
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| 長房 |
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パソコンでもそういうのがありますね。DELL社のシステムなどがそうですね。
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| 中安 |
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機能の選択肢はいくらあってもいいと思いますが、それを採用するかどうかをもう少し生活者が自由に選べるようになれば、ムダもなくなるし、住まい手の操作も楽になると思います。いいものを長く使うという意味では無垢材も同様で、作り手は販売価格アップのために多機能にしたり、ぴかぴかにしたりせず、長く愛着をもって使っていける設備や本物の素材を提供する。そして住まい手はそれを上手に選んで使っていく。これがこれからの住まい方であるように思います。
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| 無垢材の特徴と味、住まい手を中心とした間取り、外部情報に倣う傾向、自分の住まいは自分で考える、愛着を持てる設備と素材 |
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| 建築家シリーズ第2回。実際に様々なお客さまと接している建築家のお話は非常に興味深く、参考になります。その中でも驚いたのは、昔と比べて「自分の主観よりも外から入る情報が正しくて、それに倣えば間違いないと思っている」方が増えているという部分です。情報を集めただけで満足するのはLOHASとは言えません。得た情報をもとに自分で考えて、自分に合うものを選択したとき、そこにあるものには「愛着」がわいているはずです。この「愛着の蓄積」がLOHASな暮らしに繋がるのではないでしょうか。 |
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