| 中安 |
|
私達は家づくりに興味を持たれた方々を対象にセミナーや見学会を実施しています。これらに参加された方々に伺うと、皆さんまずは住宅展示場に行かれているようです。その後、もう少し時間を掛けて自分の家づくりについて考えてみたい、住まいについてしっかりと勉強してみたい、と思い始めた方々が私達のフォーラムに来てくださっているようです。
|
| 加瀬澤 |
|
一般のハウスメーカーと私達のフォーラムの家づくりの最も大きな違いは、フォーラムが無垢材にこだわるという点でしょう。ハウスメーカーが無垢材を使わない最大の理由は無垢材の割れ、反りからくるクレームにあると思っています。これは工務店でも同様です。確かに無垢材は反ったり隙間ができますが、それは無垢の板が湿気を吸ったり放出したり繰り返している状態で、最終的には乾燥して締まってくるものなのです。
木が安定して落ち着くまで2年はかかるのではないでしょうか。それが木の魅力であり、味なのだと私は考えます。このことを建築主に知っていただかないとクレームになります。設計者と建築主の間のコミュニケーションを大切にすることが重要です。
|
| 中安 |
|
一般に無垢材は高いと考えられていますが、確かに銘木と呼ばれる最高の紀州ヒノキで節がないものは1m3あたり2、300万円もしますし、他の高級ヒノキでも5、60万円ほどします。ところが節があるヒノキになると価格は7、8万円と一気に下がります。そういう材を使ってもヒノキの良さは堪能できますので、意外と使いやすいのです。ただ、死節と呼ばれる皮の付いた節があると板として使えないので、そこには注意が必要です。
|
| 加瀬澤 |
|
節のない合板と節が多めにあるヒノキのフローリング材を比較すると価格に大きな違いは現れません。節を全く気にしなければ、オールヒノキやオール無垢板も採用しやすくなります。無垢は香り、色、温もりなどいろいろな面で人に好まれるほか、経験から言うとガス温水式床暖房との相性も非常にいいですね。やっぱり使うなら本物です。そこにお金をかける価値はあると考えています。
|