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| 初回特別編 コーディネーター柏木博氏に聞く |
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| 生活と関わらないデザインは、もうデザインとしてだめですよね。(2/5) |
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インタビュアー:東京ガス株式会社 都市生活研究所 所長 早川美穂さん 
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| 早川 |
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今はモノの豊かさに満たされているけれど、心の豊かさが重要だということですね。
効率的にくらせるモノっていうのは豊かさを表しますけれども、心の豊かさに通じるモノ、デザインだとか、住宅の居心地のよさなどはまだ満たされていない。こういった物はたくさんありますよね。心を満たしてくれるモノがあるといいと思います。
こういう観点から、日本では企業はもっとこうするべきなのでは?などとお考えになることがありますか?
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| 柏木 |
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あらゆる企業が心の豊かさを考える方向に動いてもらいたいですね。
モノを丁寧につくる、要するに大量につくって売れなければ捨てる、というのではなく丁寧に作って丁寧に売る。多少プライスが高くても長く使ってもらえれば同じことだと考える。皆その考え方、価値観を変えていってくれるとありがたいですね。
とは言ってもこの方がローハスな生き方、と企業が押し売りする必要はないと思います。生活者がそれぞれに考えるローハスをやっていけばいいと。
けれどそのイメージを企業が具体的に示していかないとローハスって何だろう、っていうことになります。それは言葉であったり、図像であったり、イメージであったり、いろんなもので出していかないと駄目だと思います。
それがどれくらいとても素敵なことかを具体的に示さないと、なかなかのってこないと思います。
それと居心地のよさとか生活の気持ちのよさっていうのは送り手の側に頑張ってもらわないと困るのですが、生活する側でも自分の中にあってどういうことが心地いいのか、どういったモノを使うといいのか、ということをちゃんと記憶に留めていく必要があると思います。トレーニングが必要です。
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1946年生まれ。
武蔵野美術大学卒業。
現在同校教授。
デザイン評論家。
専攻は近代デザイン史。
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