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家庭内エネルギーの選択と省エネ

省エネへの努力
一次エネルギー消費削減に効果的なエネルギーの選択をしたうえで、私たちがそのエネルギーを大事に使うことも非常に重要です。
私たちにできることは大きく分けて2つです。
エネルギー機器を使うときに省エネにつながるよう上手に使うことと、効率の良い省エネ機器を選択することです。


省エネ行動
◆無駄なエネルギーをそもそも使わないようにすることが基本。
電気の場合、誰もいない部屋の明かりは点けないようにし、見ていないテレビは消せばエネルギー使用量を減らせます。またクールビズ、ウォームビズの実践は、暖房、冷房の使用量を減らしたり、使わずに済んだりするので非常に効果的です。

◆ちょっとした工夫をしてみる。
家庭の省エネを考えたとき、暖冷房における工夫は省エネにとても効果があります。
例えばカーテンを冬に閉めると断熱材がわりになって無駄になるエネルギーを減らせます。夏の場合ですと強烈な日差しをさえぎる効果が期待できますので冷房の効果が高まります。簡単なわりに効果は絶大です。
また床暖房のような輻射暖房方式以外の空調機器の使用は部屋に温度ムラができやすいので、扇風機で部屋の上下の空気を回しましょう。ムラが解消されるので結果的に省エネになります。

◆無理のない範囲でライフスタイルを見直してみる。
家族で入浴時間が連続するようにしてみると追い炊きなど給湯のエネルギーを削減できます。
また暖冷房はリビングを中心に使用してみましょう。家族がひとつの部屋に集まることで部屋ごとのエネルギー使用量を減らすこともできますし、さらに家族の団らんも深まります。

詳しくはこちらこちらに掲載しています。


省エネ機器
◆同じ種類の機種であれば、高効率なものを選択することが大事。
◆見かけの効率より、一次エネルギーまで考えた効率を考えることが必要。

【調理】
調理の加熱はガス機器を使うことが一次エネルギー使用量を減らす省エネにつながります。
調理用の熱を得るために貴重な電気を使うのはもったいないことです。

【給湯(お湯の利用)】
家庭からのCO
2排出量のうち、10%強を占めるのが給湯です。

・ガス給湯器
ガスの給湯器は燃焼の熱変換効率が従来型で約80%、最新の潜熱回収型(エコジョーズ)では約95%と高くなっています。
また給湯器は必要なときに必要なだけ動く機器ですので無駄がなく、お湯という熱を得るためには非常に適した機器です。

・電気の湯沸かし器
電気でお湯を沸かす場合には2種類の方法があります。一つは電気温水器で、もう一つはヒートポンプ式給湯器です。電気温水器は電気エネルギーを再び熱に変換するため、機器効率が高くても一次エネルギー消費量は大きくなります。
一方ヒートポンプ式給湯器(通称エコキュート)は、その名の通り熱をくみ上げるポンプです。電気を直接熱に変換するのではなく、空気中の熱エネルギーを電気の力で水(お湯)の中に汲み上げる仕組みになっています。したがって定格運転(フル稼働状態)では、熱効率換算で300〜400%と大きな値になります。しかし普段の生活では、定格に近い状態でヒートポンプを使用する頻度はそれほど多くなく、結果的に効率が大きく低下することが知られています。これは実運転効率と呼ばれ、省エネを考えるときには定格効率ではなく実運転効率を考える必要があります。また外気温度が低い場合も効率が低下するほか、日によって使用量が大きく変わる、家庭でのお湯の使用パターンにあわせて運転したときも効率が低下するなど、まだ課題が残されています。

【暖房】
家庭からのCO
2排出量の中で、給湯と並んで大きなウェイトを占めるのが暖房です。日本の冬は寒いので、ほとんどの場合暖房が必要となるでしょう。
暖房には機器で言えばエアコン、ファンヒーター、ストーブ、こたつ、床暖房、パネルヒーターなどいろいろな種類があります。これらも給湯と同じように熱エネルギーを利用する機器ですから、燃焼式、電気ヒーター式、ヒートポンプ式などに分けられます。そしてそれぞれの方式で得られた熱を、温風や輻射熱の形で利用しています。
ここが熱をお湯として使う給湯とは異なっている点で、温風、輻射など熱の利用の仕方で効率だけでなくその効用、快適性が大きく違います。特に快適性は人によって感じ方が大きく違いますので、まずは自分にあった暖房方式を選んでみて、それからその暖房方式の中で効率の高い機器や設備を選択してみましょう。

【先進的なシステム】
家庭内のエネルギーを選択する上で、今までになかった新しい、先進的なシステムを選ぶことも可能です。それはマイホーム発電と呼ばれる、家庭用燃料電池(ライフエル)小型ガスエンジン(エコウィル)などのコージェネレーションシステムです。
これらは本来工場など比較的規模の大きい場所で利用されてきたコージェネレーションシステムを、一般家庭にも適合するように作られたシステムです。
コージェネレーションですので、電気も作れる給湯器として利用でき、マイホーム発電時代への足がかりとして期待されています。
とくに燃料電池は水素と酸素の化学反応で発電しながら、その排熱を利用してお湯を沸かす仕組みになっていて、燃焼を利用した給湯器ともヒートポンプ給湯器とも異なっています。

家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(ライフエル) 小型ガスエンジン式コージェネレーションシステム(エコウィル)


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家庭内エネルギーの選択と省エネ
もっと深い理解のために 〜家庭に届くエネルギー〜
省エネへの努力

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Contents
地球環境を考える
温暖化の現状を知る
COP3で日本が
約束したことと現状
私たちの暮らしに由来した
CO2排出源はどこにある?
もっと深い理解のために
〜CO2排出量と削減量〜
家庭内エネルギーの
選択と省エネ
もっと深い理解のために
〜家庭に届くエネルギー〜
省エネへの努力
エネルギーの将来像
エネルギーインフラの将来像
そのひとつの形

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