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私たちにできるCO2削減のための省エネは、化石燃料の使用を減らすか、またはCO2排出係数の小さい天然ガスを使えば達成できそうです。また一見化石燃料と関係なさそうに見える「電気の使用量」を減らすことも重要であることを学びました。
このことについて身近な例で詳しく考えてみましょう。 |
| 下の図は同じ水の量を沸かすときに、効率56%のガスコンロと、効率79%のIHクッキングヒーターを使った場合のエネルギーの流れを示しています。 |
一見するとガスコンロの方が機器効率が低いため、CO2排出量が多いような気がしますね。
しかし上流までさかのぼって考えると、実は機器効率の高いIHクッキングヒーターの方がトータルのエネルギー使用量が多いことがわかります。これは送電のロスや発電所の排熱ロスによるものです。
もちろんCO2排出量も異なり、IHクッキングヒーターはガスコンロの2.65倍のCO2を排出しています。
このトータルで見た上流のエネルギーのことを一次エネルギー※と呼び、家庭内で省エネを実行するときにはこの一次エネルギー使用量を減らせるよう努力することが効果的です。見かけの効率が高いほうを選択すると逆にエネルギー使用量が増え、CO2排出量の増大につながることもあります。 |
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※一次エネルギーとはいろいろな形のエネルギーに変換する前のエネルギー源であって、化石燃料や水力、太陽、地熱のような自然エネルギーのことを言います。国のエネルギー統計では、原子力や水力で発電した電力も一次エネルギーに含めます。
二次エネルギーは一次エネルギーを変換や加工したもので、電気、ガソリン、都市ガスや火力発電所で発電した電力のことです。
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