
■生活創造者が望むライフスタイル=「LOHAS」
社会学者ポールレイと心理学者のシェリーアンダーソンが行った1986年から15年にわたる15万人以上の調査の結果、新しい文化や生活スタイルを創造していく人達「生活創造者」が存在し、米国では成人の約30%を占めると発表したことが始まりです。すなわちLOHASとは生活創造者が望むライフスタイルを指します。

■生活創造者とはどういう人たち?
生活創造者の一番の関心事はエコロジーです。身近な自然保護だけではなく、地球のこれからの生態系がどうなってゆくのかなど、積極的に環境に関心を持っています。また社会的な責任に非常に関心があり、個人としても言っていることとやっていることが違ってはならない、本物でなければならないということを重んじています。
彼らが企業に対しても政治に対しても求めているのは誠実さ、つまり表と裏が違わないこと、本物であることです。さらに人とどういう関係を持つか、あるいは人との助け合い、自分自身の成長、精神的な成長を重視しています。
すなわち氾濫する情報やメディアに振り回されずに自分自身の価値観をしっかりと持っている人たちが生活創造者だといえます。

■LOHASな暮らしとは?
それではLOHASとはどのようなライフスタイルなのでしょうか?
スローライフという言葉がさまざまな場面で使われていますが、これと少し違うLOHASの特徴は、「これがLOHASな暮らしです!」と誰も定義できないことです。
前述したように生活創造者は自分の価値観をしっかりと持っているため、それを押し売りされることを最も嫌います。すなわちLOHASとは自分で「考え」、「創る」ものだといえます。自分で創り出すものですので、それは自分にとって気持ちよく、無理をしない、まさに健康で「持続可能」なライフスタイルといえるでしょう。
したがって「持続的な経済」すなわち企業体は生活創造者の身近にいて、彼らがライススタイルを「創っていく」支援をするという立場にあるべきだと私たちは考えます。 |